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【休診日】日曜日・祝日(木曜は要予約)
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たなか歯科のホームページをご訪問頂き、誠にありがとうございます。院長の田中です。こちらのページでは、当院のコンセプトについてお話ししたいと思います。受診の際のご参考になさってください。
歯科医の仕事は、患者さんにご満足いただける治療を行うことです。しかし、「患者さんが求める治療」「患者さんにご満足いただける治療」は、一人一人異なります。そのため当院では、初診時に患者さんときちんと向き合い、話をすることから治療をスタートさせます。
と、ここまでは、どこの歯医者さんのページでもよく語られていることですよね。最近は、治療前のインフォームドコンセントによって症状と治療方法を説明することがごく当たり前のように行われるようになりました。ですから何の説明もしないままいきなり治療に入る歯科医はまずいないでしょう。
でも本当に納得のいく説明を受けることができるのだろうかという疑問も残ります。期待していたけれど、医者側からの一方的な説明で、何となく違和感が残ってしまった・・・。そんな経験をお持ちの方も多いと思います。
私は、日頃から相手がどのような考えや感覚、気持ちでいるのかを考えながら行動するようにしています。ですから患者さんが私のことをどう思っているのか、当クリニックにどのような印象を持っていらっしゃるのかがいつも気になっています。ですから、患者さんが私やクリニックに不安を抱いたまま治療を受けるなどということは、私にとってとてもつらいことなのです。
治療に対して大きな不安を抱えている、この先生に任せて本当に大丈夫なのかという気持ち、とにかく早く治したくて焦っている、治療費用のことが気になる、比較的気持ちにはゆとりがある・・・などなど、患者さんひとりひとりの想いや状態は大きく異なります。だからこそ、一方的に説明をして患者さんに無理やり納得していただくのではなく、まず患者さんのキャラクターを知り、患者さんの気持ちを理解したうえで、それに沿った説明をすることを大切にしています。こうすることで患者さんに心を開いていただくことが、治療のスタートとなるのです。
歯科医との間に壁があるまま治療を続けていくと、噛み合わせなどに違和感があったり、他に気になることがあってもうまく伝えられなかったりするものです。これは患者さんにとっても歯科医にとっても大変残念なこと。けれども、お互いにコミュニケーションがとれていて、信頼関係が築かれていれば、こんなことにはなりません。
何でも相談してくださいね、と言うだけではなく、患者さんが心を開いて何でも話せる雰囲気づくりをすること。これが、たなか歯科のコミュニケーションです。
そして、治療中、治療後もお互いによりよいコミュニケーションを継続させ、満足いく治療、納得できる治療を受け、定期的なケアにつなげていただきたいと考えています。そのためには、コミュニケーションだけでなく、居心地のよい空間も必要ですから、私はいつも患者さんにほっとしていただける環境とは何かを追求し続けています。
たとえば・・・
診察室
プライバシーのない空間はイヤ。だからパーテーションでユニットを2つに分けました。パーテーションにも工夫をし、圧迫感のないデザインにすると同時に患者さん同士の目線が合わない設計になっています。
トイレ
診療所もトイレもこの10月に壁紙を張り替えて、より気持ちよく過ごして頂けるようにしました。
歯医者独特のにおい
歯医者さんのにおいが苦手で、歯医者さんに入ってあの独特のにおいを嗅いだ瞬間に緊張してしまうという患者さんもたくさんいらっしゃいます。当院ではそのにおいの元となる薬品は一切使用していませんから、独特のにおいがありません。
専門用語
説明する際は、難しい専門用語はできるだけ使わないよう心がけています。また、患者さんの前でスタッフと話をするときも、自分たちだけにしかわからないような専門用語は極力使わないことを徹底させています。
歯医者は、町のあちこちにあるから競争が大変、という声をよく耳にしますが、私は「競争」に関してはまったく気になりません。競うための宣伝やアピールよりも、これまでお話したことを大切に、患者さんとの信頼関係を第一に考え、歯科医としてやるべきことを自然体でやっていく。開業してからずっとこの想いはまったく変わっていません。
おかげさまで当院には、いいお付き合いを続けさせていただいている患者さんがたくさんいらっしゃいます。
治療だけではなく、歯の健康を守るために、歯科医がやるべきことはたくさんあります。これからも患者さんから信頼していただける歯科医として、そして笑顔で通っていただくことのできるクリニックとして、日々努力を重ねてまいります。